はじめての方へ
PHaT PHOTO写真教室は、写真家テラウチマサトが 2001年に創設しました。
これまでに6,000名以上が受講。
この教室から、テレビ、広告、雑誌、アートの世界で活躍する写真家が多数生まれているのには理由があります。
カリキュラムの特長
授業で皆さんにお教えしたいのはカメラの操作方法ではありません。それだけならインターネットで検索することで、簡単に情報を手に入れられます。
講義の中でお伝えする知識や技術は「写真で気持ちを伝える」「ひとの心を揺さぶる」ために必要な要素です。
カメラの基本を知り、心を捉えて離さない写真の撮り方を学ぶこと。これらが揃ってはじめて写真が上達していきます。PHaT PHOTO写真教室では90分間の講義を通して、そのふたつをお伝えしていくだけでなく、ステップアップ型のカリキュラムで個人個人に合った表現力を伸ばしていきます。
PHaT PHOTO写真教室独自の3ステップカリキュラム
ビギナークラス(1年目・全12回)
カメラの使い方や写真の基礎、感性を磨くためのポイントを、1年かけてじっくり学んでいきます。講義に加え、写真講評もあり、より様々な視点を養えるのも特長です。写真を「撮る」ことだけでなく、「観る」ことの重要性も学びます。
ミディアムクラス(2年目・全12回)
ビギナークラスを経て、さらに深く感性を磨くためのカリキュラムです。「21世紀型構図とは」「モノからコトへ」等の講義に始まり、最終的にはプリントの色味などへの理解も深めてゆきます。より高いレベルのアウトプットの方法を学びます。
ハイパークラス(3年目・全12回)
ハイパークラスでは、”tipped”(感性を磨くためのポイント)をさらに追及し、写真に対する考え方を深めていきます。講義例:「写真集の読み方」「いい写真って何?」等。テーマをじっくりと考察し、第12回目の授業では卒業制作を発表します。
プレミアムクラス(4年目以降・12回~/6回~)
さまざまな写真へのアプローチをふまえながら、自分自身の写真のテーマを深く追求していきます。ハイパークラスまでの授業で磨いてきた、「受け取る感性」「伝える感性」をさらに研ぎ澄ましていきます。
誰かの真似に終わらず、自分らしい表現を見つけ、伸ばすには?
写真と一言で言っても、撮りたいものは人それぞれ。技術は自分の撮りたいものと合わせて学んでいかなくては意味がありません。
PHaT PHOTO写真教室では、自分が表現したいものは何かを見つけながら一歩ずつ上達していくことができます。
授業の最後には毎回宿題が出されます。そのテーマに沿って写真を撮ってきていただき、その写真に対して先生からコメントやアドバイスをもらいます。コーチング理論に基づいた講評で、それぞれの個性を伸ばしていきます。
ビギナークラス(全12回)カリキュラム
講義内容 | ポイント | |
第 1 回 | 受け取る感性と伝える感性 | 感性の違いについて体験する |
第 2 回 | レンズ効果が与える影響 | 「!」を伝える為のレンズ効果を知る |
第 3 回 | シャッタースピードで変わる表現 | 同じシチュエーションでもここまで変わる印象を知る |
第 4 回 | 絞りの表現 | 撮影意図に合わせる絞りの選択の仕方 |
第 5 回 | 露出での印象の違いについて | 見る人の気持ちの変化を生む露出 |
第 6 回 | 構図の研究 | 目に心地よい視覚効果について考える |
第 7 回 | 心を捉える“ランドセル効果” | 思い出やイメージを呼び起こす魔法のような仕掛け |
第 8 回 | カメラポジション | 少しの差が大きな結果を生むコツ |
第 9 回 | 色の効果 | デジタルカメラだからこその人の心のとらえ方 |
第 10 回 | 光の要素 | 光を読むことを学ぶ |
第 11 回 | ストロボ&補助光の使い方 | ストロボを使いこなすには、シャッタースピードと光の照射時間を知ること |
第 12 回 | ディスカッション | 客観的な視点を学ぶ |
初回授業では、写真上達に必要な2つの感性を実感していただきます。
その後、レンズの違い、構図、色や光などといった写真の基礎要素をレクチャーしていきます。
カメラのさまざまな設定の仕方ももちろんですが、そこに留まらず「なぜそのような設定をするのか」「それによって見るひとにどんな印象を与えるのか」というような、写真の効果により踏み込んだ内容を学ぶことで、自分の撮りたい写真に応用できる講座となっています。
受講料について
受講料:92,260円(全12回/税込)
授業料:81,360円(ひと月あたり6,780円)+入会料:10,180円 +テキスト料:720円