Q1 初めてシャッターを押した時のことを覚えていますか?
 たぶん小学生の頃です。 「太陽を背にして撮るんよ。」これは強く言われたような気がします。

Q2 写真にのめり込んだきかっけを教えてください。
 PHaT PHOTO 2005年.SEP-OCT号です。運命を変えたこの本に出会ってしまったことです(笑)ひとつの「出会い」「小さな偶然」が、いまの私の全てです。
写真教室に通い始め、仲間と一緒に受ける授業がとにかく楽しくて、いつのまにか人生が写真を中心にぐるぐると回りはじめました。

Q3 講師になって最初の授業をする時、緊張しましたか?
 時間通りに終わった、ととりあえず「ほっ、」としたことだけは覚えています。
「いつも通りの何気ない一日が特別な一日になる」 私にとって夢がかなった瞬間でした。

Q4 普段、どんな授業を心がけていらっしゃいますか?
 とにかく「写真を楽しむこと」を生徒さんたちに伝えること。
そして、自分が生徒だった頃に受け取ったこの「大切なバトン」をきちんと伝えることを意識しています。 
だから、私自身も「もっと写真に恋をしよう」そう、いつもこころの中でこのフレーズをつぶやいてから授業を始めます。
自分では気づかないだけで、作品に潜んでいるその人だけにしかない感性!それを全力で伝えて一緒に紡いでいく。
だから、授業のあとは、フルマラソンを走ったように放心状態です(笑)

Q5 杉原先生は全身全霊写真 LOVEって感じにみえます。ところで写真以外の趣味はありますか?
 上原ひろみさんが大好きで、大人になってから出会ったピアノという楽器と向き合う時間が私の趣味かな?
今は、いきものがかりの「YELL」と向き合っています。
それと、毎週土曜日は近くのスポーツセンターでダムダム(笑)中学からずっと続けているバスケで、汗を流しています。

Q6 杉原先生にとって写真とは、どんな存在ですか?
 「翼」です!写真という翼は、自分の想像しなかった世界や、人との出会いを生んでくれました。
今度はどこに連れっていってくれるんだろう、そんなことばかり思っています。そして いつも、ワクワクしています。

Q7 今、一番撮影したい対象は?
 誰かの為に頑張っている人!

Q8 ご自身の撮影スタイルを例えるなら?
  信長型  「撮れぬなら、無理やり撮ってみせましょうフォトライフ」
  秀吉型  「撮れぬなら 撮らせてみせましょうフォトライフ」
  家康型  「撮れぬなら撮れるまで待ちますフォトライフ」
 パパっとは苦手なので家康型なのかな。

Q9 最後に 写真を通じて生徒の皆さんに一番何を伝えたいですか?
 Q4と同じ答えになりますが、「写真を楽しむこと」です。
私がこの教室で最初に教えてもらったこと、そして、いまでも一番伝えたいことです。

杉原先生、ありがとうございました!