テラウチマサトの写真塾
切磋琢磨 2期生WEB写真展
PHaT PHOTO SCHOOL校長のテラウチマサトによる写真塾
「切磋琢磨」の2期生によるWEB写真展です。
PHaT PHOTO SCHOOL校長のテラウチマサトによる写真塾
「切磋琢磨」の2期生によるWEB写真展です。
切磋琢磨2期作家のご紹介です。
気になる作家はクリックすると、サマリーに飛ぶことができます。
生まれも育ちも東京都
趣味で 社会人向け建築講座を10年程度受講
2013年、銀座にかつてあった三原橋地下街解体をきっかけに、建築や街の写真を撮り始める。
追いかけた建築は、大丸心斎橋店、都営霞ヶ丘アパートなど、、、
1961年、新潟県境に近い町に生まれ、一貫して富山で生活。
子育てを終えた現在、呼吸するように写真を撮る。写真を通じて、好きではなかった郷土のイメージが払拭されていくという新鮮な日々を送っている。
Born in 1961 in a town near the Niigata border, I have consistently lived in Toyama. Now that I have finished raising my children, I take photographs as if I were breathing. Through my photographs, I am enjoying the refreshing experience of having images of his hometown, which I never liked, dispelled.
19歳から編集デザイン会社に従事。
2016年に知り合いから中古のオリンパスE-PL5を購入、その後、PHaT PHOTO SCHOOLに通い始める。現在はGRIIIと富士フィルムX-T4を使い、Photoshopで抽象表現に取り組んでいる。
I has been working for an editorial design company since the age of 19. I bought a used Olympus E-PL5 from an acquaintance in 2016, and then started attending PHaT PHOTO Photography School. I currently uses a GRIII and a Fujifilm X-T4 and works on abstract expressions in Photoshop.
関西人・週末作家
御苗場に自分も出展してみたいと思い2012年PHaTPHOTO写真教室のビギナークラスに参加。以降ミディアム、ハイパー、作家養成講座、スライドショー制作専科、切磋琢磨に参加。
2004年NikonD70を入手したことからポートレート撮影を始める。最近ライカM11を購入しローンレンジャーちゅう。
「100年後に継承したいこと、もの」をテーマに撮影しています。
2020年 御苗場vol.26レビュアー賞受賞(東京都写真美術館学芸員・遠藤みゆき氏)
2021年写真展「拝啓 辰野金吾様 東京駅 さらなる100年へ」開催
同時に同タイトルの写真集上梓
Masako Kobayashi
The theme of my photography is “Facts and things we want to inherit in the next one hundred years”.
2020 Received the Reviewer’s Prize of Onaeba vol. 26 (by Miyuki Endo, curator of the Tokyo Metropolitan Museum of Photography)
2021 Photo exhibition “Dear Mr. Kingo Tatsuno, Tokyo Station: Towards another one hundred years”
At the same time, a photo book with the same title was published.
2004年頃からカメラを始める。最初は、自分の詩歌へイラスト的感覚で始めた写真だが、いつの間にか詩歌より写真にのめり込んで今に至る。
今は、日常のちょっとした違和感を言葉を紡ぐように切り取っている。
I started using cameras around 2004. At first, she started taking pictures of her own poetry with a sense of illustration, but before she knew it, she became more absorbed in photography than her poetry, and continues to this day. Now, I cut out the slight discomfort of everyday life to spin her words.
東京生まれ東京育ち、スポーツメーカー勤務時代 スポーツ写真を撮り続けるうち、瞬間を切り取る面白さにとりつかれる
写真を学びながら、撮ったり走ったり書いたり
学びの中で様々な表現者と出会い気づきが私を成長させてくれる
2021年 御苗場vol.28レビュアー賞受賞(森岡督行氏・森岡書店店主)
1968年生まれ。
2017年にふるさと納税で小型ミラーレスカメラを手に入れる。
一向にいい写真が撮れないので、2018年より写真教室に通う。
2021年 御苗場 vol28 にてレビュアー賞受賞 (テラウチマサト氏選)
専門学生時代フィルムでの勉強をする。
自分の撮った写真が掲示板に飾られたことが嬉しく、社会人になって写真を始める。
2017年写真の学校に通う。美しい景色を美しく撮るには感性がいると言われ、PHaT PHOTO 写真教室を知る。
2019年よりPHaT PHOTO 写真教室に通う。
2021年切磋琢磨写真教室の制作に取り組み、2022年完成。
作家の作品一覧は、「作品一覧へ」を押してください。
『My Favorite Sony Building』
日本を代表する商業地域である銀座・数寄屋橋交差点のランドマークであった「ソニービル」「銀座ソニーパーク」の写真を思い出とともに振り返りながら、作品として再構成したものである。 今は、2024年5月竣工の「新・Ginza Sony Park」を心待ちにしながら時折工事の様子を撮影している。
約20年、気丈に一人暮らしをしていた母も卒寿を過ぎ、ここ数年私は毎週末に母の住む実家との往来を繰り返している。 私は写真が趣味といっても、撮るのは何時も日々のスナップショット。いきおい、母を連れ出した際の写真も少なからず堆積してゆく。と、同時に車内に流れるなじみの風景に触発されてか、語り出す母の記憶の断片の話は聞き流され、もう一度反芻しようとした時、留まらなかったことへの哀惜。
―続く―
プラスチックが自然界に与える影響が問題になっている今、それが生き物たちの体を蝕みつつも住処となり、望むと望まざるにかかわらず共存せざるを得なくなっている。
自然もまた、その影響を受けている。
その負の遺産が地層として残っていく。
そのジレンマを表現してみた。
Now that the impact of plastic on the natural world has become an issue
It is now a habitat for living creatures while it is undermining their bodies, and they are forced to coexist with it whether they want to or not.
Nature, too, is being affected.
Its negative legacy remains as a geological formation.
I tried to express this dilemma.
テラウチ先生の切磋琢磨の教室で1年間かけて仕上げた写真です。初めはサラムーンにインスパイアされた作品作りに取り掛かりました。毎月の宿題提出での試行錯誤を繰り返しているうちにデイル・チフーリの作品を紹介してもらいました。彼にインスパイアされたガラスのような光の軌跡を表現することで写真を完成させました。
I spent a year in Mr. Terauchi’s friendly competition class to finish this photo. At first, I began to create works inspired by Sarah Moon. Through repeated trial and error with monthly homework submissions, I was introduced to the work of Dale Chihuly. I completed the photo by expressing the glassy trails of light inspired by him.
東京駅の継承
2012年に東京駅が創建時の姿に復原されてから、もう10年になる。写真を撮りながら、リビングヘリテージ・東京駅の継承とは、単に建物として残すのではなく、創建当時の優れた技術や理念、東京駅に関わってきた多くの人々の想いの継承だと考えるようになった。
―続く―
Inheritance of Tokyo Station
It has been ten years since Tokyo Station was restored to its original design in 2012. While taking photographs, I began to think that the inheritance of Tokyo Station as a living heritage is not simply the preservation of the building as a structure, but also the inheritance of the outstanding technology and philosophy of the time of its construction and the passion for Tokyo Station of the many people who have been involved with the station for over one hundred years.
「幽玄~shinjuku westtown~」
『4日には何かが変わるおまじないかわったことは一度もないが』
この街は、再開発で変わろうとしている。でも、変わらない。どんなに高いビルや変った建物を建てても異世界のまま存在し続ける。むしろ、変った建物は、西新宿の街に違和感なくあり続け、高層ビルの狭間でホームレスが規則正しく生活をしている。
‘I’ve never, ever changed, but every fourth day of the month I cast a spell to change something, make me really cool.’
This city is about to change with redevelopment. But it never changes. No matter how tall or strange buildings are built, the city of Nishi-Shinjuku will continue to exist as it is in another world. Rather, strange buildings continue to exist in Nishi-Shinjuku, and between the high-rise buildings, homeless people continue to live their lives with regularity.
「日々のフタツみっつ」
何気ない日々の繰り返し
日々の出来事と
その出会い
踏み出すと全てが動き出す
この景色は 動か静か
未来は 意志の中に
人生は 嬉しいものになる
「西湘の暗い光も好きだった」
最近よく湘南がメディアに取り上げられますが、湘南の西の方を特に西湘と呼んでいます。湘南といえば、爽やかで、おしゃれなで明るいイメージがありますが、
一方、「西湘」は、地元に根付いた店も多く、落ち着いたイメージです。
食文化も違うし、同じ相模湾でありながら、波の形も違うと思うのです。
―続く―
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