主催者メッセージ
写真家・テラウチマサト
「何故、ポートレートでなく、ポートレイトにしたのか?」
カメラ技術の進化は写真表現の進化である。時代と共に写真は常に変化を続けてきた。
中でも、風景写真と並んでいちばん変化を遂げているジャンルがある。それがポートレイトだ。
写真が氾濫する時代に、写真家が、被写体と、撮る撮られるの関係性の中で
つくり出すポートレイトこそ写真の原点であり、私たちが真剣に考え、取り組んでいくテーマであると考えた。
「みんなのポートレイト」とは、
ポートレイトを楽しみ、考え、幅広いポートレイトを提案していく写真展。
美しいモデルを可愛く撮る人たちだけでなく、
友人、家族、ドキュメンタリー、新たな表現みんな含めた「ポートレイト」。
小さな表記へのこだわりには、ポートレイトとは何か?
を考える始まりとし、楽しみ、新たに生み出していくという思いを込めた。
ポートレートではなくポートレイト!
新たな表現の広がりを願って、私たちは「みんなのポートレイト」と呼ぶ。